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長野県松本市波田にある建築設計事務所です。 住宅や、事務所などの設計・監理業務を行っています。
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 4月に着工して5ヶ月間が経過し、安曇野に広がる家は外壁工事が終了。
足場が解体されました。


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敷地北西角から

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東南角から、常念岳を望む

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敷地南東より

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廊下

完成は9月末です。
現場では内部左官工事、外構工事が進行中です。
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 先月の11日に上棟式を執り行い、一ヶ月が過ぎました。
安曇野に広がる家は、上棟後の金物検査、材料検査等を経て、
現在木工事を進めながら、電気・給排水・暖房設備などの
関連工事が同時に進んでいます。

金物検査P6153281.jpgP6153284.jpg












材料検査
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屋根アスファルトルーフィング・ 屋根断熱材施工状況
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現場監理では、使われる材料が図面に指定されているものかどうか?
また、正しく施工されているか?を確認します。
屋根の防水で使われるアスファルトルーフィングは、材料のチェックと
重ねしろの部分の距離をチェックします。
また、屋根の断熱材は室内側の仕上げ材と隙間の無い様に施工を
してもらいます。少しでも隙間があると、十分な断熱性能が出ません。

材料や施工状況の確認をしながら、内部造作工事の打合せや、
電気設備関係の打合せを同時進行で行なっていきます。
電気設備関係は、図面作成時にある程度位置を決めますが、
コンセントや電灯のスイッチの位置や高さは、ある程度造作工事が
進み、なんとなく部屋のカタチが出来てきた時点で、クライアントと
一緒に確認をします。

コンセントBOX 
(電気コンセントとテレビ、PC通信用)  電気配線(ジャンクションBOX)
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内部造作施工状況
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外壁の工事も同時に進行しています。
外壁波ラス施工状況
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安曇野に広がる家の外壁は、左官で仕上げます。
左官屋さんは、トーワさんです。本日豊科にあるショールームに
クライアントと共にお邪魔してきました。

トーワさんの社屋兼ギャラリー
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社屋も当然左官コテ塗りで仕上げてあります。
エントランス横の花壇にもモザイクタイルをあしらってあったり、
ポーチの床には、とんぼ玉を埋め込んであったりと、見ている
だけでも楽しい社屋です。

クライアントと一緒に社長の説明を聞きながら、
外壁と内部壁のサンプルを見て、色や塗りパターンを選びます。
何種類か候補を選び、大きな見本を作っていただくことになりました。
作られた外壁の見本は現場に運び込み、実際に掲げてみて感じをつかんで
もらいます。周辺環境や、屋根の色やその他の部分との調和を確認。
そして最終決定となります。
 昨年の5月から設計を手掛けさせていただいた、
『通り土間のある家』の引渡しが先週ありました。

初めてクライアントにお会いした時のこと・・・
ご主人の第一声は、
「あんな土地で住宅が建てられるかどうか、見ていただけませんか?」でした。
すぐにご主人と敷地を見にいきました。

私の第一印象は正直「どうしよう?」でした。
北側6mの道路に接道している間口18m、
奥行き5.5m~9.5mと東西に細長い敷地。
東隣に公園、西隣は駐車場を備えた飲食店。
南側は敷地が一段低くなっており約2.7mの擁壁が築かれていて、
2階建てのアパートが敷地境界に隣接しています。
アパートの壁の存在に圧倒されてしまいました。

道路側(北)から敷地を見る   南側アパートと擁壁
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一見、敷地の条件はあまり良くない様にみえますが、
しばらく眺めていると、そんなに悪く無いのでは?と思えてきました。

その後ご家族の要望を聞きながら、又私のこの敷地に対しての
住宅の考えをお話しながら打合せを繰り返し、ある程度イメージが出来た
ところで、ご主人は土地を買うことを決断されました。

そして基本設計、実施設計と進んで最終の模型が出来上がりました。

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工事に着手したのが今年の2月。
施工は、㈱川窪建設さんにお願いしました。
5ヶ月の工期を経て、間口6間・奥行き2間・延べ床面積22坪の
住宅が完成しました。

 玄関を兼ねた通り土間には、家全体の暖房を担う薪ストーブが
あります。そしてこの土間はご家族(主にご主人)の遊び場です。
2階のダイニングキッチンからは、常念岳をはじめ北アルプスが
一望出来ます。また南東側のリビングには屋外へと続くデッキに出ると、
松本の中心市街地越しに美ヶ原の山々や南西の乗鞍岳が、近隣の建物の
屋根越しにパノラマで展開します。

 約1年の歳月をかけて、この敷地だからこそ活きる住宅が出来ました。
家族の器は出来ましたが、住宅としては未完成です。
家は、家族と共に歳を取り成長して行くことで完成されて行くものだと思て
いますので、生活を楽しみながら末永くご家族が住んでいただければと
思います。




















 通り土間のある家 竣工しました。
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延べ床22坪ととてもコンパクトな住宅ですが、
日々の暮らしを楽しむことが出来る要素を取り入れました。

この週末、27日(土)28日(日)にお施主様のご好意により、
完成見学会を行ないます。
住宅建築に興味のある方は、ぜひお越しください。
時間は、午前10時から午後5時です。
 4月16日に地鎮祭を執り行った安曇野に広がる家が上棟しました。

建て方施工状況

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6月8日より建て方を開始。
今日までの4日間の内、昨日の夕方から雨に降られましたが
降られる前に屋根野地板工事まで施工が進んだので
屋根にシートで養生をして、柱や梁はほとんど濡れることなく済みました。

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上棟式祭壇

本日6月11日。
昨日から降っていた雨も上がり、晴天の中、
上棟式を執り行いました。

この住宅は、大きな緩勾配の片流れ屋根と、
それに続く切妻屋根が特徴です。
安曇野の田園と北アルプスの常念岳を正面に望む
風景に、溶け込む様にと設計をしました。

竣工は9月中旬です。




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プロフィール
HN:
野口大介
年齢:
57
性別:
男性
誕生日:
1966/05/09
職業:
建築家
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