忍者ブログ
長野県松本市波田にある建築設計事務所です。 住宅や、事務所などの設計・監理業務を行っています。
[27] [26] [25] [24] [23] [22] [21] [20] [19] [18] [17]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

 先日、木曽福島まで行ったついでに、ちょっと足を延ばして妻籠宿へ行こうと云うことになり、
クルマを走らせていました。南木曽町に入ると大きな木製の吊橋が見えてきました。
通りすぎてしまったのですが、Uターンをして橋の近くの公園駐車場にクルマを止めました。
3本の石積の橋脚+RCに、木製トラスの吊橋です。
52598406.jpg







看板に橋の説明書きがありました。
橋の名前は『桃介橋』・国重要文化財・と書かれています。
大正12年大同電力(現在、関西電力)が、読書発電所を建設する為に資材運搬用の橋を架けた。
それが、桃介橋だそうです。
橋の名前の由来は、大同電力社長 福沢桃介 なんでしょうか。
資材運には、トロッコが使われていたそうで、軌道が一部残っていました。
f89e81b8.jpg










木製の吊橋は、鉄やコンクリートの橋と異なり、とても優雅に見えます。
リズミカルな木製のトラス。どっしりと橋を支える石積の柱脚。
 89bd1ecb.jpg
b5b4ac2b.jpg28ef00b1.jpg










木曽の谷間に良く似合います。


ふと、北信地方で現在建設中の◎◎線高架を思い出しました。
経済、利便性優先の開発は、田園風景や古い町並みの風景を犠牲にしなければ
成り立たないのでしょうか?
構造の安全性や管理面で、難しい事もあるのでしょうが・・・
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
フリーエリア
最新CM
[12/15 aula-m]
最新TB
プロフィール
HN:
野口大介
年齢:
57
性別:
男性
誕生日:
1966/05/09
職業:
建築家
バーコード
ブログ内検索
お天気情報
カウンター
アクセス解析
忍者ブログ [PR]