長野県松本市波田にある建築設計事務所です。
住宅や、事務所などの設計・監理業務を行っています。
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JIA長野県クラブの本 信州の建築家とつくる家
愛と情熱の家づくりVOl8集が発刊されました。
タイトルは『拠りどころ』
今回私は諸事情により表紙で使われた模型のみの参加です。
模型は5パターンつくりました。 スタイロフォームをヒートカッターで切って、朔でつなげて白のジェッソを塗りました。 串刺しにして乾かしていたのですが、はんぺんのおでんの様に見えて楽しかったので、写真を撮りました。 この中の一つが今回の表紙で使われました。 表紙の写真撮影は荒井さんが担当してくださいました。 出来上がってきてびっくり! あんなコケティシュな模型が、こんなにかっこよくなるなんて! 荒井さん、ありがとうございました。
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2011年 新年明けましておめでとうございます
本年もよろしくお願いいたします
年末は何かと気忙しく、一年間を振り返ることが出来なかったので、
ちょっと振り返ってみようと思います。
1月
松本市景観シンポジウムが開催されました。
『中心市街地における環境資源の再利用』をテーマに、
建築士事務所協会まちづくり委員会の基調報告、
パネルディスカッションが行われました。
2月
JIA長野県クラブ・松本市美術館共同開催で
『第4回 建築祭』が開催されました。
建築祭では、渡辺明氏による文化講演会。
長野県学生卒業設計コンクールが開催されました。
3月
JIA(日本建築家協会)リフレッシュセミナーに参加させていただきました。
セミナーには、全国の各支部から30~50歳の若手建築家が
熱海リフレッシュセンターに3日間缶詰状態でおこなわれました。
セミナー1:天工人の山下保博氏
セミナー2:openAの馬場正尊氏
の講演を聞き、その後グループ分けをしてワークショップ。
最終日に各グループが発表して終了というスケジュールでした。
同世代の地域外の方との交流はかなり刺激的で、二日目は深夜3時まで
今回のセミナーの委員長である古谷誠章氏を中心に、
参加者10数名と酒を肴に建築やその他もろもろのことを話し合いました。
吉村順三氏の軽井沢の山荘を見学する機会に恵まれました。
2階の居間の開口部を全て開け放ち、屋内から屋外へ連続する
一体感はこの上なく気持ちが良く、何物にも変えがたい体験をさせて
いただきました。
7月
第4回松本安曇野住宅建築展に参加させていただきました。
テーマは『内と外』
展示会場内には今回初めて参加者全員でインスタレーションを制作しました。
開催期間中は350名もの方が来場いただきました。
8月
北穂小屋の休憩用のデッキがリニューアルしました。
1年振りに完成の確認をさせていただくために、北穂高小屋へ行きました。
9月
穂高のN邸 改修工事が始まりました。
今まで区切られていた台所・居間・和室を、大きな(約30帖)部屋とし、
常念岳が正面に望める位置に大きな開口を設け、明るく広々とした部屋への
リニューアルです。薪ストーブも設置します。
10月
レイモンドの軽井沢新スタジオを見学する機会に恵まれました。
12月
『プラスエナジーの家』を目指して、約1年半かけて設計をしてきました、
松本パッシブハウスが工事契約となりました。
カタクラモールの再開発をきっかけに始まった松本都市デザイン学習会
に参加させていただき、市民の方を交えての勉強会で、カタクラモール
周辺の明治初期から現代に至るまでの変貌を発表しました。
発表するにあたり、学習会のメンバーと色々と調べ、発表の資料を作りましたが
片倉工業が松本の発展にいかに関わってきたかを知ることができました。
国宝『如庵』を見学することが出来ました。
毎年行われている、松本市・建築士会松筑支部 社会貢献委員会・建築士事務所協会
松筑支部 まちづくり委員会共催の先進地視察に参加しました。
今回は今松本市が取り組んでいる『歴史的風致地区』の先進地として犬山市へ行き、
その途中、国宝如庵の見学がありました。
如庵は、期間を定めて内部を公開していますが、今回はその期間とはずれて
いましたが特別に茶室内へ入ることが出来ました。
茶室に入った瞬間、想像していた空間よりも一回りも二回りも狭く小さく感じました。
しかし座ってみるとその狭さを感じない!逆に広がりさえ感じます。
開口の開け方、そこから差し込む光、絶妙なバランスで構成されている。
とても勉強になりました。
松本への帰路の途中で、中山道太田宿へ寄りました。
太田宿には北アルプスの槍ヶ岳を初登頂したと言われている、
幡隆上人のお墓がありました。
穂高のN邸改修工事が一段落し、年始は薪ストーブで暖をとりながらすごして
いただける様になりました。
この一年、私にとっては充電期間だった様な気がします。
偶然にも3つの素晴らしい作品を見学する事ができ、
またJIAのリフレッシュセミナーにも参加させていただきました。
この貴重な経験をこれからの設計に活かせるよう、
日々努力していこうと思います。
本年もよろしくお願いいたします
年末は何かと気忙しく、一年間を振り返ることが出来なかったので、
ちょっと振り返ってみようと思います。
1月
松本市景観シンポジウムが開催されました。
『中心市街地における環境資源の再利用』をテーマに、
建築士事務所協会まちづくり委員会の基調報告、
パネルディスカッションが行われました。
2月
JIA長野県クラブ・松本市美術館共同開催で
『第4回 建築祭』が開催されました。
建築祭では、渡辺明氏による文化講演会。
長野県学生卒業設計コンクールが開催されました。
3月
JIA(日本建築家協会)リフレッシュセミナーに参加させていただきました。
セミナーには、全国の各支部から30~50歳の若手建築家が
熱海リフレッシュセンターに3日間缶詰状態でおこなわれました。
セミナー1:天工人の山下保博氏
セミナー2:openAの馬場正尊氏
の講演を聞き、その後グループ分けをしてワークショップ。
最終日に各グループが発表して終了というスケジュールでした。
同世代の地域外の方との交流はかなり刺激的で、二日目は深夜3時まで
今回のセミナーの委員長である古谷誠章氏を中心に、
参加者10数名と酒を肴に建築やその他もろもろのことを話し合いました。
吉村順三氏の軽井沢の山荘を見学する機会に恵まれました。
2階の居間の開口部を全て開け放ち、屋内から屋外へ連続する
一体感はこの上なく気持ちが良く、何物にも変えがたい体験をさせて
いただきました。
7月
第4回松本安曇野住宅建築展に参加させていただきました。
テーマは『内と外』
展示会場内には今回初めて参加者全員でインスタレーションを制作しました。
開催期間中は350名もの方が来場いただきました。
8月
北穂小屋の休憩用のデッキがリニューアルしました。
1年振りに完成の確認をさせていただくために、北穂高小屋へ行きました。
9月
穂高のN邸 改修工事が始まりました。
今まで区切られていた台所・居間・和室を、大きな(約30帖)部屋とし、
常念岳が正面に望める位置に大きな開口を設け、明るく広々とした部屋への
リニューアルです。薪ストーブも設置します。
10月
レイモンドの軽井沢新スタジオを見学する機会に恵まれました。
12月
『プラスエナジーの家』を目指して、約1年半かけて設計をしてきました、
松本パッシブハウスが工事契約となりました。
カタクラモールの再開発をきっかけに始まった松本都市デザイン学習会
に参加させていただき、市民の方を交えての勉強会で、カタクラモール
周辺の明治初期から現代に至るまでの変貌を発表しました。
発表するにあたり、学習会のメンバーと色々と調べ、発表の資料を作りましたが
片倉工業が松本の発展にいかに関わってきたかを知ることができました。
国宝『如庵』を見学することが出来ました。
毎年行われている、松本市・建築士会松筑支部 社会貢献委員会・建築士事務所協会
松筑支部 まちづくり委員会共催の先進地視察に参加しました。
今回は今松本市が取り組んでいる『歴史的風致地区』の先進地として犬山市へ行き、
その途中、国宝如庵の見学がありました。
如庵は、期間を定めて内部を公開していますが、今回はその期間とはずれて
いましたが特別に茶室内へ入ることが出来ました。
茶室に入った瞬間、想像していた空間よりも一回りも二回りも狭く小さく感じました。
しかし座ってみるとその狭さを感じない!逆に広がりさえ感じます。
開口の開け方、そこから差し込む光、絶妙なバランスで構成されている。
とても勉強になりました。
松本への帰路の途中で、中山道太田宿へ寄りました。
太田宿には北アルプスの槍ヶ岳を初登頂したと言われている、
幡隆上人のお墓がありました。
穂高のN邸改修工事が一段落し、年始は薪ストーブで暖をとりながらすごして
いただける様になりました。
この一年、私にとっては充電期間だった様な気がします。
偶然にも3つの素晴らしい作品を見学する事ができ、
またJIAのリフレッシュセミナーにも参加させていただきました。
この貴重な経験をこれからの設計に活かせるよう、
日々努力していこうと思います。
松本市中波田では、毎年桜の花が咲く頃、夫婦堤音楽祭が開催されます。
今年は4月25日(日)でした。
音楽祭には地元の合唱団や、吹奏楽の団体が出場します。
娘が波田少年少女合唱団に入っており、今年も参加したので聴きに行きました。
夫婦堤は灌漑用水として江戸時代中期につくられ、
大小2つの堤があったことから、夫婦堤と呼ばれていますが、現在は一つが残っています。
あたり一帯は、古くから地域住民の憩いの場所として親しまれており、
特に春の桜は見事で、波田でも有数の花見ポイントです。
この桜は、地域の方々が丁寧に育てていらっしゃいます。
そして音楽祭も、地域の住民の方々が主体となって運営されています。
平成14年が第1回で、今年で9年めを数えます。
地域の住民のみで、ここまでの音楽祭を開催・運営できることは、とても素晴しいことで、
「まちづくり」の本質を実践で見せていただいています。
「まちづくり」と言うと、職業柄公民館などの施設を考えたりしてしまいますが、
本来は住民の方々の地域への想い・力があって、初めて「まちづくり」が成り立つと思います。
今年の音楽祭は天候に恵まれ、松本の東側の山を一望できました。
桜の花も丁度見ごろで、合唱団の美しい歌声を聴きながらお花見が出来ました。
今年は4月25日(日)でした。
音楽祭には地元の合唱団や、吹奏楽の団体が出場します。
娘が波田少年少女合唱団に入っており、今年も参加したので聴きに行きました。
夫婦堤は灌漑用水として江戸時代中期につくられ、
大小2つの堤があったことから、夫婦堤と呼ばれていますが、現在は一つが残っています。
あたり一帯は、古くから地域住民の憩いの場所として親しまれており、
特に春の桜は見事で、波田でも有数の花見ポイントです。
この桜は、地域の方々が丁寧に育てていらっしゃいます。
そして音楽祭も、地域の住民の方々が主体となって運営されています。
平成14年が第1回で、今年で9年めを数えます。
地域の住民のみで、ここまでの音楽祭を開催・運営できることは、とても素晴しいことで、
「まちづくり」の本質を実践で見せていただいています。
「まちづくり」と言うと、職業柄公民館などの施設を考えたりしてしまいますが、
本来は住民の方々の地域への想い・力があって、初めて「まちづくり」が成り立つと思います。
今年の音楽祭は天候に恵まれ、松本の東側の山を一望できました。
桜の花も丁度見ごろで、合唱団の美しい歌声を聴きながらお花見が出来ました。