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長野県松本市波田にある建築設計事務所です。 住宅や、事務所などの設計・監理業務を行っています。
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 8日の会場準備から11日のワークショップまで4日間の建築展が終了しました。
期間中には350余名もの方に来場いただきました。
ありがとうございました。

11日の午後は開催期間中の最後のイベント。
ワークショップです。
インスタント建築 エアードームを作ろう!

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昨年よりも大きなエアードームを作り
最初は風船を流して遊んでいましたが、そのうちテープを使って
天井や壁に貼り付けて遊びはじめました。
自然光がシートに乱反射して、なかなか幻想的な空間ができました。


 今年の建築展のテーマは「内と外」でした。
「内と外」は単純に屋内と屋外に分けられますが、開口を大きく開いて床や壁を連続させれば
屋内空間が外へと広がり、曖昧な中間領域が現れ、外へと続いて行きます。
屋外の一部分を切り取る様に壁に穴を開ければ、より屋内空間を強調することができます。
屋外と屋内の関係、そこに居る人との関係や空間の性格付けを紐解くことで、
どの様な屋内・屋外空間にするかが決まります。

風や光、四季の移ろいが感じられる豊かな住空間をつくるには、大切な要素の一つです。




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 第4回 松本安曇野住宅建築展が松本市美術館ではじまりました。

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今回は会場内に参加者でインスタレーションをつくりました。
長野県根羽村の杉材を約280本使い、今回のテーマである内と外を表現してあります。

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写真や図面、模型などをを用いて
9人の建築家が、住宅建築の「内と外」を表現しています。

本日(10日)は午後1時30から、出展者のプレゼンテーション
明日(11日)はインスタント建築が午後1時から行なわれます
 第4回 松本安曇野住宅建築展

日時 2010年7月9日(金)~11日(日) 9:00~17:00
会場 松本市美術館 2階多目的ホール
    (入場無料)

テーマ『内と外』

出展者:荒井洋 丸山和男 藤松幹夫 林 隆 小川原吉宏
          山田健一郎  尾日向辰文  野口大介  川上恵一

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第3回松本安曇野住宅建築展

-開催中のイベント-
 
■オープニングパーティー
 何方でも参加できます。(軽食ドリンク・無料)
 7月9日(金) 18:30~20:30
 会場:美術館中庭『ビストロサンチーム』

 
■ギャラリートーク 
 出展者が勢ぞろいして、プレゼンテーションをおこないます。
 7月10日(土) 13:30~16:00


■子供ワークショップ
 「インスタント建築」エアードームを作って中に入ってみよう!
 出展者が講師をつとめます。
 7月11日(日)13:00~16:00(要申込・美術館まで)

  
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昨年の子供ワークショップ
JIA(日本建築家協会)長野県クラブ・松本市美術館共同開催で、
『第4回 建築祭』を開催します。

テーマは 見つめよう くらしの場 ひと まち 建築 です。

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開催日程
期間 2月27日~3月13日
場所 松本市美術館

2月27日 第18回文化講演会  『建築の素地』
   講師 渡辺 明 氏
   時間 15:00~17:30
  会場 松本市美術館 多目的ホール
  先着150名(無料)

2月28日 第4回 建築祭 
第19回長野県学生卒業設計コンクール 公開審査
  時間 9:15~17:00
  会場 松本市美術館講義室、市民アトリエ

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建築作品展示
   時間 9:00~17:00
  会場 松本市美術館 多目的ホール

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3月6日 講座 くらしの空間セミナー 『松本城下の祭り舞台とまちづくり』
  講師  土本 俊和 氏
  時間 13:30~15:00
  会場 松本市美術館 多目的ホール
  先着100名(無料)

3月13日 講座 くらしの空間セミナー 『小さな家と庭・・・そして居心地の良い住まいへ』
   講師 永田 昌民 氏 
   時間 13:30~15:00
  会場 松本市美術館 多目的ホール
  先着100名(無料)


     


 昨日(1月30日)松本市景観シンポジウムが
松本市・長野県建築士事務所協会松筑支部まちづくり委員会主催
長野県建築士会松筑支部社会貢献委員会協力により開催されました。
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第1部では、平成21年度景観賞の表彰と、石井先生の講評が行なわれました。

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第2部では、『街のくらしとにぎわい』
(中心市街地における環境資源の再利用 建築・水・緑)をテーマに
建築士事務所協P1305412.jpg会松筑支部まちづくり委員会による基調報告。








続いてパネルディスカッションが行なわれました。

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今回のパネルディスカッションは、
パネラーとして
諏訪東京理科大学経営情報学部経営情報学科 教授 天野輝芳氏
多摩美術大学美術学部環境デザイン学科教授 
岸本章氏
松本大学総合経営学部観光ホスピタリティー学科准教授 益山代利子氏
飯田市役所産業経済部部長 粂原和代氏

コメンテーターとして
山梨大学大学院医学工学総合研究部システム工学科准教授 石井信行氏

コーディネーター 
長野県建築士事務所協会松筑支部支部長 清水宏氏
です。

約1時間半と比較的時間の短いパネルディスカッションでしたが、
パネラーの皆さんの熱心なディスカッションは、内容の濃いものでした。


環境資源とは、街なかにあるもの全て
自然・・樹木・水・地形・気候。 
構造物・・都市・建築。
文化・・芸術・伝統。

―環境資源の再利用―
松本の中心市街地の環境資源とは具体的にどの様なものか?
そして再利用することで、『街なかのくらしとにぎわい』がどの様に変化するのか?
目的は?
なぜ再利用するのか?
そもそも再利用とはどの様なことなのか?

一つの例として・・
現在あまり使われていない建物のファサードのデザインを変えて綺麗にすることが、
再利用だとは私は思いません。
これは、環境資源というよりも、単に建築物の構造としての部分しか利用していません。
建物の建つ周辺の歴史、文化、環境、人の営み。そして、建築物自身の歴史等々を踏まえて、
デザインすることが必要ではないかと私は思います。
では、どの様にすれば環境資源として建築物をデザインすることができるのか?
・・・・
建築設計に携わる私自身の課題が一つ増えました。














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男性
誕生日:
1966/05/09
職業:
建築家
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