長野県松本市波田にある建築設計事務所です。
住宅や、事務所などの設計・監理業務を行っています。
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第28回を数える松本市景観フォーラム。
今回は昨年同様松本市あがたの森文化会館講堂で、2月1日(土)に開催されました。
第一部 松本市景観賞表彰式・講評終了後、
第二部松本市景観フォーラムを開催しました。
フォーラム最初のプログラムは芝浦工業大学の志村秀明先生によるタイトル「生活景から見えてくる天神界隈」の基調講演です。景観と生活景の考え方から始まり、生活景の考えを取り入れたまちづくりの実例の紹介。そして昨年12月に松本に御出でいただき天神界隈等をまち歩きした時のお話しなど内容豊富で、わかりやすく生活景をご説明いただきました。
次に私共まちづくり委員会の研究発表。
天神界隈の調査、長沢川の改修計画を発表しました。
最後に、信州大学人文学部芸術コミュニケーション分野金井先生にコーディネーターを務めていただき、パネラーに志村先生、松本市次世代交通を手掛けていらっしゃる望月真一先生、地元対象地域近くに在住の当委員会副委員長の茅野芽九六さん3名による「まちなかの居住環境」をテーマにパネルディスカッションを行いました。
まちなか居住環境のこれからの方向性を生活景、公共交通環境、地元住民の感じている事等で探っていただきました。50分という短い時間ではありましたが、金井先生のコーディネート力でディスカッションだけでなく、3時間のフォーラム全体を纏めていただきました。
今回のフォーラムでは150用意した資料では足りず、また客席もほぼ埋まり今回の聴講者延べ人数は約190人とここ数年のフォーラムでは一番多く、まちなか居住に関心がある事がうかがえます。
最後に、今回「まちなか居住」天神界隈に住むと言うタイトルを掲げフォーラムに向けてまち歩き等を行ってきました。私自身手探りの状態で委員会活動を進めて来て、特に提案内容は当初空き家等を利用して集合住宅の提案を考えていましたが、今回の講師志村先生とまち歩きやお話しをさせていただき、また9月に富山県高岡市へ視察に行き『単に器を準備するだけでは「まちなか居住」には繋がらない。もっと根本的な事を考えて行かなければならない。』その事に気づき、対象地を流れる【長沢川を再び身近な存在に戻す】ことでまちなか居住の生活環境の改善。それは人々の出会いや繋がり、そしてまちの歴史的文脈を次世代へ伝えることが本来のまちの賑わいである。それが生活景を育むこととだ考え、提案を変更しました。
発表前日の夜まで作業をしていましたが、最後まで不平不満を口にせず力を貸していただいたまちづくり委員会のメンバーには大変感謝しております。ありがとうございました。
今回は昨年同様松本市あがたの森文化会館講堂で、2月1日(土)に開催されました。
第一部 松本市景観賞表彰式・講評終了後、
第二部松本市景観フォーラムを開催しました。
フォーラム最初のプログラムは芝浦工業大学の志村秀明先生によるタイトル「生活景から見えてくる天神界隈」の基調講演です。景観と生活景の考え方から始まり、生活景の考えを取り入れたまちづくりの実例の紹介。そして昨年12月に松本に御出でいただき天神界隈等をまち歩きした時のお話しなど内容豊富で、わかりやすく生活景をご説明いただきました。
次に私共まちづくり委員会の研究発表。
天神界隈の調査、長沢川の改修計画を発表しました。
最後に、信州大学人文学部芸術コミュニケーション分野金井先生にコーディネーターを務めていただき、パネラーに志村先生、松本市次世代交通を手掛けていらっしゃる望月真一先生、地元対象地域近くに在住の当委員会副委員長の茅野芽九六さん3名による「まちなかの居住環境」をテーマにパネルディスカッションを行いました。
まちなか居住環境のこれからの方向性を生活景、公共交通環境、地元住民の感じている事等で探っていただきました。50分という短い時間ではありましたが、金井先生のコーディネート力でディスカッションだけでなく、3時間のフォーラム全体を纏めていただきました。
今回のフォーラムでは150用意した資料では足りず、また客席もほぼ埋まり今回の聴講者延べ人数は約190人とここ数年のフォーラムでは一番多く、まちなか居住に関心がある事がうかがえます。
最後に、今回「まちなか居住」天神界隈に住むと言うタイトルを掲げフォーラムに向けてまち歩き等を行ってきました。私自身手探りの状態で委員会活動を進めて来て、特に提案内容は当初空き家等を利用して集合住宅の提案を考えていましたが、今回の講師志村先生とまち歩きやお話しをさせていただき、また9月に富山県高岡市へ視察に行き『単に器を準備するだけでは「まちなか居住」には繋がらない。もっと根本的な事を考えて行かなければならない。』その事に気づき、対象地を流れる【長沢川を再び身近な存在に戻す】ことでまちなか居住の生活環境の改善。それは人々の出会いや繋がり、そしてまちの歴史的文脈を次世代へ伝えることが本来のまちの賑わいである。それが生活景を育むこととだ考え、提案を変更しました。
発表前日の夜まで作業をしていましたが、最後まで不平不満を口にせず力を貸していただいたまちづくり委員会のメンバーには大変感謝しております。ありがとうございました。
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