長野県松本市波田にある建築設計事務所です。
住宅や、事務所などの設計・監理業務を行っています。
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先月の16日に地鎮祭を執り行なって、約1ヶ月が過ぎ、
本日現場では基礎立ち上がり部分のコンクリートを打設しました。
1ヶ月の行程をまとめてみました。
基礎工事に着手する前に、地鎮祭終了後地縄の確認をして、
深さ約30cmスキ土をしていただきました。
敷地は元々畑だったので、耕作するにはとても良い土です。
基礎工事で根切をして、残土を場外搬出をして捨ててしまうのは
もったいないので、敷地内の畑となる部分に土を移動をして、
またご近所の畑に一部を分けました。
スキ土終了後、丁張りを掛けて基礎工事着手です。
丁張り終了後全景 丁張り確認
作業は次に進み、根切工事です。
根切作業風景 根切底確認
設計時に地盤調査を行い、支持地盤の深さを想定して設計をしますが
実際掘削をした時点で根切底の確認をします。
根切終了後、砕石で基礎の底部を造ります。
砕石地業終了全景
ここまでで約半月かかりました。
次に基礎の骨となる鉄筋の施工です。
基礎配筋状況
鉄筋の種類やピッチなどを確認して、型枠を建てて
ベース部分のコンクリートを打設します。
ベースコンクリート打設状況
基礎ベース部分の施工が終了すると、
次は立ち上がり部分の型枠を建て込みます。
型枠の検査終了後、立ち上がり部分のコンクリート打設です。
コンクリート打設前に、ミキサー車から荷降ろしをした時点での
検査をしました。
検査は図面に記載されているコンクリートのスランプや空気量の測定
などをします。
検査確認後打設作業開始です。
打設状況 打設終了
コンクリートの硬化後、型枠を外して埋め戻し作業・土間や床下の施工へと進みます。
本日現場では基礎立ち上がり部分のコンクリートを打設しました。
1ヶ月の行程をまとめてみました。
基礎工事に着手する前に、地鎮祭終了後地縄の確認をして、
深さ約30cmスキ土をしていただきました。
敷地は元々畑だったので、耕作するにはとても良い土です。
基礎工事で根切をして、残土を場外搬出をして捨ててしまうのは
もったいないので、敷地内の畑となる部分に土を移動をして、
またご近所の畑に一部を分けました。
スキ土終了後、丁張りを掛けて基礎工事着手です。
丁張り終了後全景 丁張り確認
作業は次に進み、根切工事です。
根切作業風景 根切底確認
設計時に地盤調査を行い、支持地盤の深さを想定して設計をしますが
実際掘削をした時点で根切底の確認をします。
根切終了後、砕石で基礎の底部を造ります。
砕石地業終了全景
ここまでで約半月かかりました。
次に基礎の骨となる鉄筋の施工です。
基礎配筋状況
鉄筋の種類やピッチなどを確認して、型枠を建てて
ベース部分のコンクリートを打設します。
ベースコンクリート打設状況
基礎ベース部分の施工が終了すると、
次は立ち上がり部分の型枠を建て込みます。
型枠の検査終了後、立ち上がり部分のコンクリート打設です。
コンクリート打設前に、ミキサー車から荷降ろしをした時点での
検査をしました。
検査は図面に記載されているコンクリートのスランプや空気量の測定
などをします。
検査確認後打設作業開始です。
打設状況 打設終了
コンクリートの硬化後、型枠を外して埋め戻し作業・土間や床下の施工へと進みます。
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先日、施主工事で床材に蜜蝋を塗っていただきました。
その床材を大工さんに渡して、まず2階の床から張ってもらいました。
階段室から居間を見る。
床材 1階寝室天井(2階床材裏側)
床板は長野県の南部、根羽村産の厚さ30㎜の杉無垢板です。
写真で黒く見えている部分は節ですが、節は生節と死節があります。
生節は問題ありませんが、死節は押すと抜けてしまい穴が空いた状態になってしまいます。
ですから加工時に死節は抜き取てしまいます。そしてその部分には杉の小枝を削ったものに
ボンドを付けて、穴に挿入し穴埋めをします。最後に余分な部分を削りとります。
大変手間のかかる作業を、森林組合の方が1枚ずつ丁寧に作業をされて製品にしています。
数年前、根羽村森林組合を訪れた時に見学させていただいたことを思い出します。
根羽村産の杉無垢床材は、
合板を基材として、数ミリの無垢板を貼った複合フローリングとは一味も二味も違った風合いがあります。
それは、杉材が持っている素材の素晴らしさを、
森林組合の方達の手作業で引き出しているからかもしれません。
その床材を大工さんに渡して、まず2階の床から張ってもらいました。
階段室から居間を見る。
床材 1階寝室天井(2階床材裏側)
床板は長野県の南部、根羽村産の厚さ30㎜の杉無垢板です。
写真で黒く見えている部分は節ですが、節は生節と死節があります。
生節は問題ありませんが、死節は押すと抜けてしまい穴が空いた状態になってしまいます。
ですから加工時に死節は抜き取てしまいます。そしてその部分には杉の小枝を削ったものに
ボンドを付けて、穴に挿入し穴埋めをします。最後に余分な部分を削りとります。
大変手間のかかる作業を、森林組合の方が1枚ずつ丁寧に作業をされて製品にしています。
数年前、根羽村森林組合を訪れた時に見学させていただいたことを思い出します。
根羽村産の杉無垢床材は、
合板を基材として、数ミリの無垢板を貼った複合フローリングとは一味も二味も違った風合いがあります。
それは、杉材が持っている素材の素晴らしさを、
森林組合の方達の手作業で引き出しているからかもしれません。
先週、通り土間のある家の床材が現場に搬入されました。
根羽村産の杉材で、厚さは30㎜です。
床のワックス塗りは、施主工事(施主のこだわり)だったので早速塗ってもらいました。
大工さんが床を張ってからでは、実の部分が塗れなくなるので施工前に塗ります。
ワックスは、蜜蝋ワックスです。
1枚づつ丁寧に、蜜蝋が木材に浸み込むようにスポンジで塗り、
余分なワックスをウエスでふき取ります。
ワックスを塗ると、木目が美しく浮き上がります。
塗り終わった床材は、屋内へ建て掛けて乾燥させ、大工さんの施工を待ちます。
全てをプロに任せるのではなく、「自分で造れる処は自分で造りたい。」
これも、家づくりの面白さの一つではないでしょうか。
根羽村産の杉材で、厚さは30㎜です。
床のワックス塗りは、施主工事(施主のこだわり)だったので早速塗ってもらいました。
大工さんが床を張ってからでは、実の部分が塗れなくなるので施工前に塗ります。
ワックスは、蜜蝋ワックスです。
1枚づつ丁寧に、蜜蝋が木材に浸み込むようにスポンジで塗り、
余分なワックスをウエスでふき取ります。
ワックスを塗ると、木目が美しく浮き上がります。
塗り終わった床材は、屋内へ建て掛けて乾燥させ、大工さんの施工を待ちます。
全てをプロに任せるのではなく、「自分で造れる処は自分で造りたい。」
これも、家づくりの面白さの一つではないでしょうか。