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長野県松本市波田にある建築設計事務所です。 住宅や、事務所などの設計・監理業務を行っています。
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 昨日(1月30日)松本市景観シンポジウムが
松本市・長野県建築士事務所協会松筑支部まちづくり委員会主催
長野県建築士会松筑支部社会貢献委員会協力により開催されました。
P1305400.jpg







第1部では、平成21年度景観賞の表彰と、石井先生の講評が行なわれました。

P1305410.jpg








第2部では、『街のくらしとにぎわい』
(中心市街地における環境資源の再利用 建築・水・緑)をテーマに
建築士事務所協P1305412.jpg会松筑支部まちづくり委員会による基調報告。








続いてパネルディスカッションが行なわれました。

bb640424.jpg







今回のパネルディスカッションは、
パネラーとして
諏訪東京理科大学経営情報学部経営情報学科 教授 天野輝芳氏
多摩美術大学美術学部環境デザイン学科教授 
岸本章氏
松本大学総合経営学部観光ホスピタリティー学科准教授 益山代利子氏
飯田市役所産業経済部部長 粂原和代氏

コメンテーターとして
山梨大学大学院医学工学総合研究部システム工学科准教授 石井信行氏

コーディネーター 
長野県建築士事務所協会松筑支部支部長 清水宏氏
です。

約1時間半と比較的時間の短いパネルディスカッションでしたが、
パネラーの皆さんの熱心なディスカッションは、内容の濃いものでした。


環境資源とは、街なかにあるもの全て
自然・・樹木・水・地形・気候。 
構造物・・都市・建築。
文化・・芸術・伝統。

―環境資源の再利用―
松本の中心市街地の環境資源とは具体的にどの様なものか?
そして再利用することで、『街なかのくらしとにぎわい』がどの様に変化するのか?
目的は?
なぜ再利用するのか?
そもそも再利用とはどの様なことなのか?

一つの例として・・
現在あまり使われていない建物のファサードのデザインを変えて綺麗にすることが、
再利用だとは私は思いません。
これは、環境資源というよりも、単に建築物の構造としての部分しか利用していません。
建物の建つ周辺の歴史、文化、環境、人の営み。そして、建築物自身の歴史等々を踏まえて、
デザインすることが必要ではないかと私は思います。
では、どの様にすれば環境資源として建築物をデザインすることができるのか?
・・・・
建築設計に携わる私自身の課題が一つ増えました。














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野口大介
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男性
誕生日:
1966/05/09
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建築家
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