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長野県松本市波田にある建築設計事務所です。 住宅や、事務所などの設計・監理業務を行っています。
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安養寺の枝垂れ桜、例年よりだいぶ早い開花となりました!

境内の南側国道158号線からのアプローチには立派な山門がありますが
実は裏門(石柱に安養寺裏門の表札がありました)
北側に旧道があるので、元々の境内への入口は北側の様です。


池に枝垂れ桜が写り込み、とても美しい


鐘撞と枝垂れ桜

4月1日に撮影。東京から移住して27年目となりますが、
記憶が正しければ一番早い開花だとおもいます。

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2020年10月18・19日
みずみずしい日常2020建築家と巡るみずのタイムトラベル~災害編~
18日は雨降りの中歩きましたが、
19日は天候に恵まれ心地よいタイムトラベルが出来ました。



平時であれば松本中心市街地で開催される『工芸の五月』の一企画で
ある『みずのタイムトラベル』ですが、新型コロナ過の影響で
10月まで延期となり、内容も変更して今回行われました。
松本の城下町が形成されてから現代まで約440年、
様々な過がまちに襲い掛かり人々を苦しめてきました。

今回のトラベルは過去の人々を襲った過がどの様なものであったか、
そしてその過を乗り越え現代まで続く『まち』を造ってきたか。
史実を元に紐解き、『まち』を歩きながら検証していくトラベルでした。

松本城監理事務所にある文献、松本市文書館でのレクチャーなどから
大火・地震・水害・飢饉、疫病の過を年代順に年表を信州大学の学生さんに
まとめてもらいました。年表をみると440年間に過が100件以上あり、
平均すると4年に1回いづれかの過が襲ってきたことになります。
実際は大火、地震が同年の間に起きたりと均一ではありませんが、
穏やかな日常が長く続くことは無かったようです。



様々なレイヤーを重ねて現代のまちは出来ています。
過去の災害跡や対応するための工夫は、まちのなかに見ることが出来ます。
先人の知恵や工夫により成り立っている現代。
私達も今回のコロナ過を克服し、日常を穏やかに過ごせる様努力する。
そして未来へ続けていく必要を実感したタイムトラベルでした。

最後に、今回のタイムトラベルは松本城管理事務所、松本文書館、
旧開智学校管理事務所の皆さん。信州大学の学生さん、
そしてベラミみむら人形店のご協力で出来ました。
有難うございました。


第12回松本安曇野住宅建築展
今年のタイトルは『私の小屋』
松本・安曇野を拠点に活動をしている18人の建築家が
『私の小屋』について様々な思いを模型やスケッチで表現しています。
会期は2018年9月7~9日
開場は松本市美術館2階多目的ホール
入場無料です。


昨日3時間半かけて制作した
今回の各個人展示ブースを兼ねたインスタレーション。
7月下旬から試行錯誤の末、何とか展示に間に合いました。
「美術館で展覧会をするのだから、単なる住宅建築のパネル展ではなく、
美術的な要素も取り入れた展覧会にするべきだ」との想いから
今を遡る9年前、第3回の展示会より会場構成担当を年齢順に
毎年行う事を決め、9人の中で一番下の私が今回担当として
インスタレーションを制作しました。

7月下旬、私と今回参加の中から若手3人の計4人で
全員参加の会議とは別に集まり、インスタレーションを何で作るか?
展示の見せ方?等々検討をして、今回はダンボールの特徴を活かし、
なるべく単一素材でシンプルに構成する事を目指しました。

問題点は、どの様に制作するか?です。
参加者全員でダンボール板に線を引き、カットして組み立てるには、
余りにもパーツ数が多く、またカット寸法がまちまちになり、美しく
組めなくなる可能性があるので、ダンボール板の販売カット加工
をしてくれる会社はないか?
ネットでナウマン象の実物大模型を制作した塩尻のダンボール
加工会社を見つけました。早速問い合わせの電話をして、
直後に会社へ行き、社長さんに協力をして頂く事を了承いただきました。
ダンボール加工会社は、普段リンゴの出荷用ダンボール箱を制作している
中信紙工さんです。
ダンボールだけでのインスタレーションは初めてだったので、
検討している図面を元に試作品を作り、会議時に組み立ててみる事にしました。
会議当日、組み立ててみましたが壁となるダンボールが時間の経過
と共に湾曲してしまい、このままの構成では展示にならない事が判明。
次の日に中信紙工さんへ相談に行き、そこでダンボール板
そのものの強度を1ランク上げ、また切断方向(フルート方向)を
パーツ別に検討し、接合方法を工夫し制作図面をもう一度描き直し
お盆明けに再度試作品を組み立てる事にしました。

色々と工夫をした結果、今度は展示に耐えられるものが出来ました。
美しく見える様会議で皆で検討をし、
今回展示ブースを兼ねたインスタレーションが完成しました。
展覧会2日目の様子。






ダンボールだけの単一素材で作られているので、とてもシンプルな
インスタレーションとなりました。
また上下左右尺ピッチの格子に千鳥でパネルを入れ、
インスタレーション本体の歪みを抑えています。
この千鳥のパネルがなかなか美しい。(自我自賛・・・)

第11回松本安曇野住宅建築展。明日が最終日です。
名残惜しいのですが、このインスタレーションは明日解体され
廃材は再生資源として引き取られる予定です。
ご覧になりたい方、明日までです。
来場お待ちしております。



今回で11回目の開催となる松本安曇野住宅建築展。
テーマは
いごこち、それぞれのかたち 
19人の出展者が、「いごこち」をキーワードに
住宅建築を語ります。
インスタレーションを兼ねた展示ブースは
住宅をイメージし、ダンボールで制作。
企画は今回の会場構成担当の私がおこないました。


・開催日時
 2017年9月8日(金)~10日(日)
 AM9:00~PM5:00 ※8日はPM3:00開場
・会場
 松本市美術館 2F 多目的ホール(入場無料)
・オープニングパーティー
 8日(金)はPM5:30から美術館中庭ビストロサンチームにて
 オープニングパーティーをおこないます。
 参加費1,000円(小学生以下無料)でどなたでも参加できます。
・子供ワークショップ インスタント建築
 最終日10日(日)AM10:00から子供ワークショップをおこないます。
 事前に申し込みが必要です。
 申し込み、問い合わせは松本市美術館へお願いします。
 松本市美術館電話 0263-39-7400

 

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1966/05/09
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建築家
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