忍者ブログ
長野県松本市波田にある建築設計事務所です。 住宅や、事務所などの設計・監理業務を行っています。
[18] [17] [16] [15] [14] [13] [12] [11] [10] [9] [8]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

 先日長野県の主催で、「被災建築物応急危険度判定士」の講習会がありました。
応急危険度判定士は、大規模な地震が発生(震度5弱以上)した場合、
被災地の行政からの要請により被災地へ赴き、被災した建物が余震等に対し
引き続き安全に使用出来るかを応急的に調査し、
余震等による二次災害の発生の危険度の判定を行います。

長野県では、この制度が平成7年度から実施されています。
 判定士の有効期限は5年間なので、この3月で私の場合期限が切れてしまうので、
今回更新の講習会に出席して来ました。
講習会では、被災建物の判定方法や、調査書等についての説明が2時間半に渡り行われました。
 被災地に行かれた方や、テレビなどで見られた方もいらっしゃると思いますが、
被災後、建物に赤黄緑色の紙が貼られています。あれが判定をした後です。

 判定方法を簡単に説明します。
判定には建物の構造(木造・鉄骨造・鉄筋コンクリート造)別に調査票が作られており、
判定する建物により使い分けます。調査票には判定基準となる項目が記載されていて、
それぞれABCのランクがあります。目視や測定器具(下げ振り等)により調査をして
各項目をチェックし、すべてがAランクであれば危険なしとして調査済みの緑色の紙を貼ります。
1つでもBランクがあると要注意となり、黄色の紙が貼られます。同様に1つでもCランクがあると
危険の赤色の紙が貼られます。

 皆さんはこの様な制度があることをご存知だったでしょうか?

image33B.jpg
 
 









PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
フリーエリア
最新CM
[12/15 aula-m]
最新TB
プロフィール
HN:
野口大介
年齢:
57
性別:
男性
誕生日:
1966/05/09
職業:
建築家
バーコード
ブログ内検索
お天気情報
カウンター
アクセス解析
忍者ブログ [PR]