忍者ブログ
長野県松本市波田にある建築設計事務所です。 住宅や、事務所などの設計・監理業務を行っています。
[19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [29]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

 松本市中波田では、毎年桜の花が咲く頃、夫婦堤音楽祭が開催されます。
今年は4月25日(日)でした。
音楽祭には地元の合唱団や、吹奏楽の団体が出場します。
娘が波田少年少女合唱団に入っており、今年も参加したので聴きに行きました。

P4255790.jpgP4255802.jpg







 
 夫婦堤は灌漑用水として江戸時代中期につくられ、
大小2つの堤があったことから、夫婦堤と呼ばれていますが、現在は一つが残っています。
あたり一帯は、古くから地域住民の憩いの場所として親しまれており、
特に春の桜は見事で、波田でも有数の花見ポイントです。
この桜は、地域の方々が丁寧に育てていらっしゃいます。
そして音楽祭も、地域の住民の方々が主体となって運営されています。
平成14年が第1回で、今年で9年めを数えます。
地域の住民のみで、ここまでの音楽祭を開催・運営できることは、とても素晴しいことで、
「まちづくり」の本質を実践で見せていただいています。
「まちづくり」と言うと、職業柄公民館などの施設を考えたりしてしまいますが、
本来は住民の方々の地域への想い・力があって、初めて「まちづくり」が成り立つと思います。


P4255781.jpgP4255777.jpg








P4255789.jpg










 今年の音楽祭は天候に恵まれ、松本の東側の山を一望できました。
桜の花も丁度見ごろで、合唱団の美しい歌声を聴きながらお花見が出来ました。

P4255803.jpg

PR
 現在手掛けさせていただいている仕事ので、
太陽の光と熱を利用して、家庭で消費される暖房や給湯エネルギーと、
昼間の電気エネルギーをつくる住宅を設計しています。
建築に求められる断熱・気密性能は、次世代省エネ基準を
上回る性能が必要です。この事は、いずれ紹介するとして、
今回はエネルギーをつくるシステムについて書きます。

ハイブリットソーラーパネル・・これは、太陽光発電と、太陽熱集熱パネル
を合わせたものです。クライアントのMさんから教えていただきました。
日本製ではありません。海外の製品です。
太陽光発電パネルは、太陽に照らされることで発電をしますが、
同時にパネルに熱も溜まってしまいます。結晶系のパネルは
温度の上昇と共に、発電効率が下がってしまうので、
発電効率を低下させないためは、冷却することが必要です。
ハイブリットソーラーパネルは、水などの冷媒を使ってパネルの
温度上昇を抑え、パネルから奪った熱を蓄熱タンクに貯めて、
給湯や暖房に利用することができる、一石二鳥な製品です。

solarpvt.jpg





早速商社に問い合わせをして、購入する事が可能か?
また、設置に関して何か問題が無いか?聞いてみました。

購入する事は、問題はありませんでした。
しかし、日本で設置するには、いくつかの問題を解決しなければいけないことが判りました。

太陽光発電を構成する部品で、パワーコンディショナーがあります。
ハイブリットソーラーパネルを製作している会社では、日本の規格に合致したパワーコンディショナー
を造っていないために、日本製のパワーコンディショナーが必要。
しかし、パワーコンディショナーだけを販売してくれるメーカーが現在ありません。
昨年くらいまでは、販売していたそうです。なぜ現在は販売してくれないのか?

国の政策で、太陽光発電に対して補助金が出る様になりました。
そのおかげで、色々な会社が太陽光発電をビジネスチャンスとして、便乗商売を始めたようです。
電話での勧誘やら訪問販売などをして、技術的に不確かな会社が施工をおこなっている。
当然、設置後のクレームがかなりの件数あるようです。
その為に製造元のメーカーに、国から「業界でなんとかしろ!」
と指導があり、メーカー団体は製品の品質を維持するために、
①部品の単体販売はしない。
②設置方法はメーカーのマニアル通りに施工すること。
など、色々と自主?規制を現在行なっているようです。
だったら、日本の電気の規格に合ったパワーコンディショナーを国内に限らず探せば良いのでは?
と思いましたが、問題は電力会社です。
規格に合致していることは当然ですが、電力会社に認可されている製品しか使えない?
せっかく海外に良い製品があっても、これでは使えない。
どうしたものか・・
現在検討中です。
  昨日は次女の小学校入学式がありました。
以前長女の入学式に出席をしていた事と、
次女が、「一緒に入学式に来て!」
と言うので今回も夫婦そろって、出席してきました。

P4055765.jpg







 
 無事入学式も終わり、クラスごとの写真撮影です。
子供達が主役ですから、当然前列に。
親も一緒に写るんですが、ご夫婦で出席していらっしゃる
方が多く、用意された雛壇に納まりきらずに、
はみ出してしまいました。写真の2/3は親達です。
校長先生と、担任の先生が中央にいらっしゃいますから
まだ学級の集合写真と分かりますが・・

P4055775-2.jpg








私が小学生の頃は、入学式や卒業式では
滅多にお父さんはいらっしゃいませんでした。
時代が変わりました。






 私の住んでいる波田町は、平成22年3月31日に松本市へ編入合併します。
波田町は明治7年に上波多村・下波多村・三溝村の三村が
合併し波多村となり、昭和8年に『多』の文字を『田』に変えて
波田村とし、昭和48年に波田町となり現在に至ります。

 なぜ文字を変えたか?
一説には明治の合併時から旧村間で色々とイザコザが多く、
村の名前が波が多いと書くから静にならないのだ!
そこで、多⇒田に変えたというお話を聞きました。
町のホームページには「平和と水田の豊かさを希求して、
村名を変更した」と書いてあります。

明治の合併から130年続いた歴史ある波田町ですが、
あと10日で幕を閉じます。
自分の住んでいる町が無くなってしまうことは、とても寂しい気がします。

P1275347.JPG




JIA(日本建築家協会)長野県クラブ・松本市美術館共同開催で、
『第4回 建築祭』を開催します。

テーマは 見つめよう くらしの場 ひと まち 建築 です。

b0117433_11242683.jpgb0117433_11243727.jpg










開催日程
期間 2月27日~3月13日
場所 松本市美術館

2月27日 第18回文化講演会  『建築の素地』
   講師 渡辺 明 氏
   時間 15:00~17:30
  会場 松本市美術館 多目的ホール
  先着150名(無料)

2月28日 第4回 建築祭 
第19回長野県学生卒業設計コンクール 公開審査
  時間 9:15~17:00
  会場 松本市美術館講義室、市民アトリエ

P2222178.JPG







建築作品展示
   時間 9:00~17:00
  会場 松本市美術館 多目的ホール

P2222235.JPG







3月6日 講座 くらしの空間セミナー 『松本城下の祭り舞台とまちづくり』
  講師  土本 俊和 氏
  時間 13:30~15:00
  会場 松本市美術館 多目的ホール
  先着100名(無料)

3月13日 講座 くらしの空間セミナー 『小さな家と庭・・・そして居心地の良い住まいへ』
   講師 永田 昌民 氏 
   時間 13:30~15:00
  会場 松本市美術館 多目的ホール
  先着100名(無料)


     


カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
フリーエリア
最新CM
[12/15 aula-m]
最新TB
プロフィール
HN:
野口大介
年齢:
58
性別:
男性
誕生日:
1966/05/09
職業:
建築家
バーコード
ブログ内検索
お天気情報
カウンター
アクセス解析
忍者ブログ [PR]